映画で英語を勉強するというのは

身近で生きた英語を見聞きできる

典型的な教材として一般的ですが、

初心者レベルでも最初はみんな

字幕なしで観ようと集中して

気合入れてみますが、

結局、全然ストーリーや場の展開が

読めてこないので、最初から10分もしないうちに

日本語字幕に切り替えてしまったなんて

経験をした方も多いと思います。

当然、リスニングも出来ていない状態で

観ているわけなので、聞き取れないのは

当たり前ですが、

ハリウッド映画は口語(話しことば)やスラングが

多用され、これまで習ってきたことのない英語が

次々に出てきて、

「言っているんだ?」状態だと思います。

今は日本語字幕の他に、英語の字幕付きのものも

多くあるので、字幕利用の英語学習にあたって、

ちょっと覚えておいた方が良いこととして、

基本、日本語字幕の場合、実際の内容とは

厳密に同じ意味ではないということです。

映画を観ていて、聞こえた言葉が字幕で

表記されていないという場面を多々目にした

ことはないでしょうか?

聞き取る早さと、目で追って読んで理解する

早さとの差には、かなりのギャップがあり、

場面が瞬時に変わるため、文字数も

決まっており、その中でいかに伝えるかが

翻訳家が苦心して書き出したセリフが

字幕になるわけなのです。

また日本人には馴染みがないキリスト教の

聖書の引用や、宗教的な比喩など、

そのまま字幕にしたところで、

誰も理解できないなんてことになりかねないので、

そういったセルフをいかに言い換えるかが

翻訳家の腕の見せどころで、

日本人に馴染みのある言葉を使い、

少ない文字数で、いかにわかりやすく

表現するかが問われるため、

本来の映画での意図した意味合いとのズレが

出てきてしまうということを知ったうえで

字幕と音声の違いを理解して利用して

みた方が良いです。

また、音声そのままの英語字幕ですが、

これはもうマンガでいう、フキダシと一緒です。

発した言葉がそのまま文字化される

ので、リスニングで利用する場合には、

即答え合わせしているようなものなので、

ただ漠然と目で追って読んでいても

音声を聞いているようで視覚的な部分での

理解がほとんどになってしまいます。

英語字幕は聞き取れないストレスも少ないので

一見、英語を勉強した気にはなりますが、

使い方のポイントを外すと、たいして

身にならなくなってしまいます。

そこで英語字幕利用で一番集中すべきことは、

音声とスペルとのギャップを理解する

ことに集中してみることです。

スペルのカタカナ読みで読まれることでは

理解できるけれど、

実際にはスペルとネイティブ英語との発音には

日本人がカタカナ読みでの思い込みで、

聞き取れなくなっている日本語化した耳を、

英語の発音の読み(音声)とスペルをカタカナ

読みした英語のギャップを理解するということです。

例えばよく言う典型的なのが、

Don’t miss it を

「ドント ミス イット」

と思い込んで、完全にイコール

になっているのが日本人で、

「ドン ミスィッ」

と英語では発音されても、スペルとの

ギャップがあり、

「ドント ミス イット」を

基準に理解しようとするため

なかなか聞き取れず、

スペルとの違い(ギャップ)をなかなか

認識できないので、この違いの差を埋める

というポイントに英語字幕を利用してこそ

意味があるのです。

しかし、テレビや映画を受け身で観ている

わけなので、

ただ多くの映画を観るだけでは単なる映画鑑賞なので、

スペルと英語の発音のギャップを意識して観るのが大事で、

普段の日々の音読で自分の声を出して読み込むことで

リスニング、スピーキングに生かされてくるのです。

さらに英語の音声ギャップを意識出来るように

なることで、抑揚や発音、言葉の区切り方などを

総合して英語を聞けるようになることが、

英語を聞く話すセンスがつくということになるのです。

他にも英語字幕の利点として、

知らない単語のチェックや知っているけど

いつも思い出せない単語やイディオム、

スラングなど、メモして後で調べることも容易なので、

目的意識をもって利用するにはいいですね。

初心者のうちは音読、イディオム、文法が

基本なので、あくまでサブ的な利用でということは

言うまでもありません。

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