今週の「週間ダイヤモンド」の特集で

英語&中国語の習得法に関しての記事が

載っていました。

週刊 ダイヤモンド 2012年 3/3号 [雑誌]/著者不明

¥690
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その中で超整理法などの著者である

元東大教授の 野口悠紀雄 氏が

「ビジネス英語の力を通勤電車で高めよう」

という記事あります。

その記事に、

「仕事に使う英語は専門用語を使う特殊な英語
なので、いくら英会話学校に通っても、
英語で仕事できるようにはならない。」

とありました。

社会人で、英語を使う必要に迫られていて、

英語を使えるようになりたいという人向けに

この記事は書かれているというのは推測できますが、

ある程度英語の学習歴があり、そこそこデキる

人に向けているものなのか?

学生時代から英語とはご無沙汰な人が

いきなり、仕事で英語の必要性に迫られて、

これから英語を始めようとしている人に向けに

書かれているのか?

のどちらかは不明です。

一見、書いてあることは正論にみえますが、

言っていることが、かなり雑です。

後者である英語初心者レベルの人が、これを読んだ場合、

この記事を鵜呑みにしてはいけません。

そもそも、ビジネス英語うんぬん以前に、初心者がまず

英会話学校に行く事自体間違っています。

英会話学校選びする暇があるなら、自分で基礎を

身につけることはますは先です。

その上で最終的に実践の場として英会話を習うのであれば

意味があると思います。(詳しい理由は無料レポート下記参照。↓ )


「仕事に使う英語は専門用語を使う特殊な英語
なので、いくら英会話学校に通っても、
英語で仕事できるようにはならない。」

ビジネスの専門用語が必要なのはわかりますが、

そんなのは会社や業界によって、どんな専門用語が

必要かなのかは全く違うので、日々の仕事の中で
書き留めて、自分なりの単語の用語集やフレーズ集を

仕事しながら作って覚えれば十分です。

まずは英語の基礎です。

また更にこの記事の中で

「話せることだけでなく正確に聞けることが重要」

と、言っています。(ウムウム・・・)

そして、その後にこんな言葉がつづいています、

「聞くことができれば、ほぼ自動的になせるようになる。

『信じられない』と思うが、事実である。

だから、話す訓練をする必要はない。英語の勉強は

『聞くことに』集中すれば良い。」

とある。

東大の元教授の賢いセンセイがサラっと言うと

そうなんだと思ってしまうかもしれません。

しかし、そんな肩書きにダマされて、鵜呑みしては

いけません。

実際、そんな器用な事出来るのは偏差値70以上の

秀才の人だけですよ。

自分のような、落ちこぼれには全く当てはまる芸当ではありません。

これまでもしつこいようにブログでも書いてきていますが、

全くわからない英語を聞き続けることが出来るのは、

せいぜい最初の5分、10分程度です。

英語を大量に聴き続ける方法を勉強として、試したことの

あるほとんどの人ならわかると思いますが、

大抵の場合、聞きながら他のことを考えていたり、

仕事帰りの電車の中でなら、爆睡してしまいます。

万一、集中して聞くことができたとしても、知らない英語を

聞きまくったところで、単語の意味はわかるようには

なりません。

やはり、基礎である「ボキャブラリー」「文法があって

こそです。

さらに

「英語を聞ければ、自動的に英語が話せるようになる。」

って、そんなこと天才にしかデキませんよ。

実際にしゃべらないでどうして英語が上達するなんて

ことが可能なのでしょうか?

そんな論理で言えば、情報が頭に入りさえすれば、

身体は自動的に反応すると言っていることになります。

それなら野球にしろ、サッカーにしろ、テニスにしろ

教則DVDを見ていれば、”自動的”にプレイが上達する

というかなり荒っぽいことを平然と言っているの同じです。

百歩譲って、そんなことが出来る人がいたとしても

世の中の99%以上の人には当てはまらないことを

王道みたいな書き方をするのはどうか?

こんなことがあちこちに書かれ、それも一応

権威ある人が書いてあれば、多くの人は真に受けます。

そんなガセネタに振舞わされないように

きちんとした思考を身に付けないと、いつまでも

カモにされてしまいます。

聞き取り、話すの基礎は音読ですよ。

※この記事に関して興味ある人は、本屋で立ち読みでも

して、見てみて下さい。

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