273: ○○日で英語がペラペラという教材のしくみ

 

よく聞く「○○日で英語がペラペラ」を謳い文句に

している教材やら、テキストを見ると思います。

 

 

 

基本、そんな短期間で英語が話せたら日本人みんな

すでにペラペラなわけです。

 

 

 

 

そんな短期で話せるという論理はどういうものか

というと、

 

 

 

 

頻出フレーズをパターン化して覚えて

瞬時に言えるように、しようというものです。

 

 

 

 

例えば、

Could you tell me ~ ?

Could you call me ~ ?

Could you give me ~ ? ……..

 

や、

 

How to get to ~ ?

How to explain ~ ?

How to use ~ ? ……..

 

などなど、

 

 

 

 

疑問文だけじゃないですが、

これらふだん頻繁に使うフレーズを覚え

すぐに言えるようにしたら、

 

 

 

 

○○日間でおおよそテキストや教材が

一通り終わるので、覚えて言えるようになれば

英語がペラペラになるという理屈です。

 

 

 

 

まあ、確かに一方的に英語が言えるという

意味ではペラペラかもしれませんが、

 

 

 

それで英語の会話が成立するか?という点では

ムリがあります。

 

 

 

海外旅行に行って、質問したり、要望を言ったり

する分には一方的に言えますが(発音が通じるかどうかは別ですが)、

このパターン以外のことを英語で言う場合には、

 

 

 

全く応用が効かないし、

自分がこのパターンで言った返答が、

何を言っているのかは、英語は聞き取れないハズです。

 

 

 

 

英語の聞き取りの多くは、中学校レベルでさえも

初心者は聞き取れない場合がほとんどなわけです。

 

 

 

 

英語が全くできない人が一週間ほど

海外旅行に行くので、とりあえず言いたいことが

言えるようになればと付け焼き刃的に、

 

 

 

 

覚えておこうというのならば

効率が良いと思いますが、

 

 

 

 

本腰を入れて英語を身につけたいと

思っているなら、これで上達はお粗末すぎです。

 

 

 

 

パターン化して整理して覚えるというのは

記憶を引き出しやすく、とっさに言えるように

なりますが、

 

 

 

 

パターン化して記憶する前に文法的理解が

ないと、英語フレーズの成り立ちがわかって

いないために、応用が効かず、

 

 

 

アドリブ英語で使えるようにならないわけです。

 

 

 

また、

 

 

ボキャブラリー力も増やす必要があるし、

英会話におけるリスニングやスピーキングのための

訓練も必要になってくるわけです・・・・。

 

 

 

 

「3つの方法」であるボキャブラリー、英文法、音読

3つが結局必要になってくるわけで、

 

 

 

どれが欠けても、どれか突出してデキてもダメで、

この3つのバランスが悪いと、英語は使えるようには

ならないんです。

 

 

 

そんな調子の良い教材なんか存在しないので、

ブレずに、まい進していってください。

 

 

 

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