276: こんな人は気をつけて

 

先日、自分の主催する英会話へ外科医をやってますという

20代後半の男性が来ました。

 

 

 

最近は外国人の患者も来るということで

英語を話せるようになりたいと言う・・・・。

 

 

 

 

簡単なやり取りは出来ても、普通に話かけられると

何言っているのかわからないので、英語が聞き取れて、話せるように

なりたいと言ってきたんです。

 

 

 

 

そこで、まず基礎を固めるために、

ボキャブラリー、英文法、音読の

やり方を説明するので、

 

 

 

 

まずテキスト揃えて、次回までに

目を通してきてくださいということで、

 

 

 

 

数日後、レッスンを受けその後に説明しようとしたのですが、

「ボキャブラリーの簡単だし、文法もこんなの今更新たに

 

 

覚えることなんかないので、必要ないですね。」

 

 

「僕も一応、受験勉強勝ち抜いて来たんで、とりあえず音読だけやってみます。」

 

 

と言ってきたんです。

 

 

 

 

 

 

これを聞いた瞬間、

この人に何言っても聞く耳持たないな、と

もうこれ以上何も言うのをやめました・・・。

 

 

 

 

”こんなカンタンなのオレにやらせるなんて・・・”と言いたげで、

なぜあえて中学レベルのを根底からやることを薦めて

いるのかの真意がわかっていないんですよね。

 

 

 

 

確かにドクターならお勉強の成績はかつては良かったかもしれないけど

そんなに優秀だと自負しているなら、とっくに英語話せているでしょ?

 

 

 

英語が話せるようになりたいから来ているはずなのに

結局何がしたいの?って話です。

 

 

 

 

べつに愚痴を書きたいわけではなく、

ヘンなプライドがシャマして取り組む本質がわかっていないんです。

 

 

 

 

例えば英会話に必要な「英文法」は、何のために必要なのか?

ってことです。

 

 

 

ズバリ、(自分の考えや意見を)英語に組み立てるためです。

 

 

 

英語として表現するために”必要なルール”それが英文法なのです。

 

 

 

英語が聞き取れて、英語でで言いたいことが言える

ことと、小難しい英文法の選択肢問題が全問できること

とは、関係がありません。

 

 

 

 

英文法の本質から理解できることで、アドリブで英語が

話せるようになるために必要だからやるんです。

 

 

 

ボキャブラリーも、カンタンな単語だとあなどるなかれ、

知っていても、会話で瞬時に声に出せていないならば、

 

 

それは知っているだけで、使えない知識でしかないんです。

 

 

 

確かイチローも、「反復練習の延長線上にしか

創造力のあるプレーは生まれない」と言っていました。

 

 

 

あれだけメジャーでヒットを量産できるのは

何か特別な秘密練習をやっていると思いきや、

 

 

 

そんなものは存在せず、柔軟体操に時間を掛け

基本的なバッティングメニューを来る日も来る日も

自分のルーティーンの生活リズムとして、

 

 

 

 

淡々と同じことをこなしているんです。

 

 

 

やっていることがブレないから、必然的に

それが成果としてあらわれのです。

 

 

 

英語も一緒で、ここでは「英文法、ボキャブラリー、音読」と

しつこいくらいに反復、反復と書いてきましたが、

 

 

 

日々同じことのくり返しって、だんだんつまらなくなって

あれやったり、これやったりと自分で勝手にいろいろな

ことをやった方が効果あるだろうと思っちゃ運ですよね。

 

 

 

 

それってムダな時間とお金を使って、

やる事がブレブレになって積み重ねにならないから

 

 

 

結局、いつまで経っても上達が感じられないという

負のスパイラルにおちいるわけです。

 

 

 

 

ひたすら続けたその先を超えること、まずは目指すべきで、

新しいことを始めるのはその時で十分です。

 

 

 

 

これまで英語をやってきて、どれもたいして効果なかったという人は

たぶんこのブレブレな状態じゃないんでしょうか?

 

 

 

もし心当たりあるなら、自分で勝手な判断をせず、

目移りせず、ひたすら毎日やり続けてみて下さい。

 

 

 

 

□■□━━【PDF版 無料レポート配布中】━━□■□

「ゼロから飛躍的に上達する3つの方法」

↓↓↓
無料ダウンロードはこちら


英会話 ブログランキングへ