たいてい文法の本を開くと、まず初めに来るのが
5文型の項目です。
第一文型・・・S+V
第二文型・・・S+V+C
第三文型・・・S+V+O
第四文型・・・S+V+O+O
第五文型・・・S+V+O+C
※
S・・・・主語(subject)名詞 V・・・・述語(動詞)(verb) 動詞
O・・・・目的語(object) 名詞 C・・・・補語(complement) 名詞、形容詞
そこでは英文の成り立ちがこの5つになります。
なんて書いてありますが、
自分はこれが全く理解できず、即挫折しました。
(↑超アホなんです。)
長いワンセンテンスの英文を、これは S+V の
第一文型です。と言われても、他の残りは
いったいどうなってんだよーーー。 と わけがわからない…。ヽ(`Д´)ノ
主語と動詞がこの文の骨格になると
説明されても全く腑に落ちないし…。
じゃ、他の英文で何文型になるのか、当てはめてみても
それは第3文型で、これは4文型です。 と ほとんど意味不明。(T▽T;)
もう文法が最初のページからこの調子なので、文法恐怖症に・・・
例えベーシック文法と言われる本でも、このへんところは簡単にしか
書いていなくて、「もうみんなおわかりですよね。」みたいな
簡単な取り扱いなのです。o(TωT )
自分のような(←お前しかいねーよ。)超初心者だと
最初みんな知っていて当たり前のことも分からず、
基礎のまた基礎まで噛み砕いたところから
始めていかないと先に進んで行かないほど
本当に英語力ゼロだったんです。
かといって、こんなレベルにまで踏み込んで
説明されている本や、教えるところはないので
人に恥を忍んで喰いついて地道に教わって来ました。
自分もそうでしたが、結局、文法をやらずに
ここを飛ばして小手先でなんとか乗り切ろうとして
しまうところから、悲劇が始まってしまうんです。
すると、「ただ聞くだけで」、「文法いらずの」、
「英語はたった○○語で話せる」みたいな
キャッチコピーを真に受けてしまうんです。(←もう現実逃避です。)
話を戻しますが、
じゃ、この5文型はどうやって見分ければ
いいのかというと、
実は・・・・
すでに「動詞」によって決められているのです。
(→ そんなこと最初にちゃんと、どの本にも書いとけよーーー。)
第3文型をとる動詞、第4文型をとる動詞と、
動詞によって、その動詞を見た時点で、
どの文型になるかがわかるんです。
ここがまったくわからず、「英語の5文型」に拒絶反応さえ覚えていました。
しかし、動詞全部それを覚えるのか?と思うかもしれませんが、
よく使われる代表的な動詞は抑えるようにすればよいのです。
特に第4文型、第5文型の基本動詞は必須です。
初心者の場合、この基本5文型を理解できると、
英文を見たときに、これらの動詞を見て、
おおまかな文の構造を判断し、そして熟語やイディオム、構文など
どうなっているのかチェックしてみるという流れで見ていけば、
的外れな理解の仕方をすることはまずありません。
また逆に英会話において、聞いたことに対する、
返答として英文を組み立てる場合には、
言いたいことの主語と動詞をまず考え、最適な
熟語やイディオム、構文など当てはまるものはないのかを
検討し、あとは修飾語や強調するvery とか more など
肉付けしていく流れで考えていけば、会話に使える英文法の
思考になっていきます。
当然これらに前置詞が何か、何の関係代名詞が来るか、など
実際には英文が長くなれば、もっと複雑になってきます。
熟語やイディオムなどは決まり文句やパターンなので、
算数の九九のようにある程度、考えることを省略可できる役割も
あるので、熟語やイディオムを覚えると考える速度も
加速して英会話にかなり有利になります。
ほんとうに会話ができるためには文法は役に立たないと
思っている人は多いと思います。
また自分みたいに一度はやってみたけど
投げ出したという方は、逃げずに再度やってみてください。
そして理解しただけではダメです。それを暗記して使えて
はじめてものになりますんで…。
そうすると英語上達の歯車がかみ合って動き始めます。
それを実感できれば後は自分が何をすればよいのかが
わかってきますので、そこからは速いです。^^
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