街で外国人に道を訪ねられたり、英会話スクールで
ネイティブと話す機会があるなかで、
よく聞き返され、その度にビビって、
「ええっ、ちゃんと言ったつもりなのに、また通じてないのかよ」と Σ(゚д゚;)
ヘコんだりしていませんか?
そして、聞き返されとき、ヘンなナマ返事しようものなら、
なんだか会話があらぬ方向に行っちゃったりと、
自信を持って答えただけに、逆に英語を話すことに自信を
失ってしまうなんて経験された方も多いハズです。
誰しも打たれては、
「クソっ、次こそはきっちり言えるようにしてやる」と
それをバネにして、それを何度も繰り返して上達していくもんですが、
ネイティブに聞き返されるにも、おもに3つのパターンが
考えられます。
① 声量が少ない、声質により声が通らず聞き返される。
② カタカナ英語で発音が悪く、聞き返される。
③ 文法が破綻し、英語として成立しておらず聞き返される。
まず、①ですが、
ただ単に本人がもともと寡黙な人で、普段から
声が大きくないというならば、意識的に英語を話す時には、
大きく話すようにすればよいだけですが、
たいていの場合、声が小さくなるというのは、
自分の話す英語に、自信がないから
口ごもってしまい、意識的に声が小さくなってしまう
というのが、原因だと思います。
じゃ、自信を持ったしゃべりが出来るようになるには、
文法的に間違っていないんだと自分自身で言い切れる必要があり、
また普段から音読等で、英語を声に出す訓練を
おこなっていないと、いざ英語を話すときになって
すんなりと英語が出てくるようにはならないので、
自分が思っている以上に、とっさに英語が出てこないので
焦って声量がすくなかったり、尻つぼみな答え方しか
できなかったりするためです。
英語の思考と発声が脳の中でつながっておらず、
別々なものになっているんです。
それはやはり、音読が足りていない証拠なんです。
次に②ですが、
ビギナーに一番多いのが、このパターンですが、
「英語ははっきり大きな声で話せば通じる」なんて
言っている本や、記事をたまに見かけますが、
ネイティブにとって、はっきり英語を話されると
逆に聞きにくくて、しょうがないんです。
例えば、
What is this?
ファット・イズ・ディス?
と日本人が聞くと聞きやすくて、相手にも
何て言っているのか理解されるだろうと
思ってしまうはずです。
それって、日本語を日本人的感覚で
理解するには当たり前ですが、
ネイティブが英語を理解するには「ハッキリ=高理解度」ではないんです。
この違いを認識しているかいないかは
かなり大きいです。
英語の各単語の区切りにごとに固執して
きっちり話そうとするあまりに、はっきりと
カタカナ読みになってしまうと思いますが、
ネイティブにとって、単語ではなく
音のカタマリごとの音声が聞きやすさ、
更に理解しやすさになるのです。
それは
ファット・イズ・ディス?
ではなく、
カタカナ表記にすると
ファ ティ ディ?
ということになるんです。
例を 短く、単純に説明しましたが、
この感覚わかります? (゚Ω゚;)
このネイティブの発音的思考と
日本人が思っている英語の発声に対する
考え方のギャップが、なかなか英語の
発音が上達しない差なのです。
最後に③ですが、
文法的に間違っていれば、話す内容はハチャメチャだし、
やっぱり聞きづらいですよ。
外国人が日本語を話すのを聞いて、単語的に何となく
言っている意味はわかるけど、ボロボロな
内容だと耳障りに聞こえるハズです。
また、文法間違いはその人の英語のレベルがモロに出ますので、
頻繁に文法的間違う英語を話せば、
この程度の英語レベルか と相手は思い、
自分が相手とコミュニケーションしたいと思っていても
何度も聞き返すような相手と話すと疲れるので、
すぐに離れていってしまうでしょう。
また、将来ビジネスで英語を使っていきたいと
思っているならば、ボロボロな英語を話していれば
知的レベルを疑われかねません。
さらにいまやメールでのやり取りはビジネスでは
必須なので、文法できないと仕事になりません。
英語業界に文法不要を唱える人は多くいますが、
海外旅行で買い物できればいいんです。って
いうレベルで英語は満足する人には、英文法は
必要ないのかもしれませんが、
フツーにきちんと英語が聞けて、話せるようになりたいのなら
そんな耳障りの良いウソ情報に惑わされることなく、
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腰を据えて英文法はおさえすべきです。
文法がわかると、そこからが早いんですよ。
正攻法こそ英語上達の近道だといい加減、気づくべきです。
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