①英文法
②ボキャブラリー(単語、熟語、イディオム等)
③英文音読
3つ目が ③英文音読 です。
①、②はこれまで学校でもやってきました。
そして暗記できればテストは何とか出来て
しまう分野ですが、③英文音読は頭の良い悪い
に関係なく、実際に体で覚える要素が強いので
いかに続けることができるかが問われてきます。
普通、そんな英文を読んだところで何が
変わるのか?と思うはずです。自分も
かつてはそうでした。そんな悠長に本なんて
読んでられないんだよ。もっと他にやることが
山ほどあるのにそんなの時間のムダだよ。
と思っていました。
多くの人はこれまで英語を声に出して勉強して
来たという経験は殆どないと思います。
発音も発音記号を覚えたりと、視覚的に
音を理解しようとしていたのではないでしょうか?
黙読で英語を読めるのはテストで長文を読むには
適していますが、黙読で英語がわかった気になって
いても、イザ声に出して英語を読むと、まともな
英語が発せないと気づくはずです。
声に出すことは目で追って読めていたのとはわけが違います。
英会話というすべてアドリブで話さなければ
ならないのに、普段、黙読しかしていないで
流暢に話せるわけがありません。
それだけ、声に出すことの差は大きいんです。
また、「英文音読」のメリットは「CDの聞き流し」の
受身な学習とは違い、自発的に
文章を見て→ 声に出して→ それを聴く
というプロセスにより、たんなる思考だけではなく、
声帯、視覚、聴覚、を使い集中した状態で
体に覚え込ませる働きがあります。
そして「シャドーイング(CDでネイティブのスピードで一緒に読む)」
をすることにより、ネイティブの発音を真似ながら、
自分もその通りに声を出すという訓練も行うと、
ネイティブが何て言っているのか、自分で聞き
取れないとそれを声に出せませんし、その通りに
声を出せるようになれば、ネイティブの発音で
声を出せているということなので、身についている
ということになるのです。
「英文音読」ではリスニングとスピーキングが
同時に鍛えられるのです。
これは勉強というより訓練、鍛練といった方が良いと思います。
義務教育の授業では、こうしたことは
やってくることもなかったし、
英会話をするうえで、「英文音読」は聞く、話すための
欠落した部分に必要な英語の訓練になります。
そのため、これまで英語が聴けないし、じゃべれないのは
当然と言えば当然なのです。
ここでもTOEICはやるな!と言ったのは声に出す
訓練をやらずに、正解率だけにこだわった勉強しか
せず、会話のための訓練をやらなくなってしまうからです。
英文音読は数回やったところでは意味はありません。
やはり、これは理屈ではなく体に覚え込ませる訓練なので、
続けてこそ結果がついて来ます。
初心者の早い時期から英文音読を薦めるのは、
①、②の実力がついて来た時に始めても英文音読の
成果が出るのには時間がかかるので、最初から
声に出すことを始めておかないと時間がかかる
ためです。
この「英文音読」に対し、よくある巷の
「聞くだけOK教材」とは何が違うかというと、
まず英語の初心者が、知らない言語の文を
30分も1時間もただ効き続けるのは至難の業です。
せいぜい聞けて10分が限度でしょう。
しかもほとんど頭に入って来ていないと思います。
何もわからない初心者レベルが、ただくり返し
英語を聞いたって、知らない単語の意味が出て
くるわけではないし、実際、聞いているようで、
聞いておらず、ほとんど違うことを考えて耳を
スルーしているだけではないんじゃないでしょうか?
高いお金かけて、ダラダラ聞いていても
効果はありませんし、聞くだけで声に出す
こともしないで話せるようになるワケが
ありません。
ゴルフでスイングの練習をしないで、
ただDVDを見ているだけで上達しようと
しているのと一緒です。
体(口)を使わずして、会話が上達する
わけがありませんよね?
そういった裏付けがあって行う英文音読は
英会話の上達に、いかに大事かがわかって
もらえると思います。
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