267: せっかく英語やっているなら

 

日本人で普通に日本で生活していたら、

ほぼ日本語だけで十分で、英語が話せなくても

困ることはなかったわけです。





最近では2020年東京オリンピック開催で

やけに英語に必要性やら、外国人観光客がらみの

ニュースをよく目にするようになりましたが、





五年後に行われる、たった一ヶ月のためだけに

英語を習うというのであれば、そんなことで

「モチベーション続くのか?」とツッコミたくなりますが、






学ぶきっかけという意味では、

良い機会だとは思います。






現在すでにコレを読んで英語学習を

実践して続けている人は環境に関係なく、

志が高い人が多いと思いますが、






将来、旅行なのか、留学かもしれないし、

または仕事で海外に行って実際に英語で

生活するような機会が来る人がいるかと思いますが、






100%英語だけの生活っていうのは、

最初は想像以上に疲れます。





常になんて英語で言っているのか

集中し続けなくてはならず、





そして何て言えばよいのか、

一日中考えていなくてはならないわけです。






それに実際には、相手が言っていることも

よくわからず、思った通りに言いたいことも

伝わらず、毎日がストレス続きでヘトヘトです。





そうなると、なんでも「~みたいなーっ」で通じてしまう

日本人同士でいるのがラクになってしまうんですよね。





また、外国人であっても、日本語が多少なり話せたり

親日的な人といるのを無意識に選んでしまったりしてしまいます。





でもそれって、ある意味自分に逃げに走ちゃって

いるんですよね。






なかなか最初は聞き取れず、話せないのは当たり前。






相手に「英語わかってねーな」と悟られて、恥をかくことを

無意識に恐れちゃってるんですよ。






ちゃんと英語わかるんだって思って、対等に接して

もらいたい気持ちはわからなくはないけど、






英語もたいして聞き取れず、口ごもって言えなくて

精神的にすごいヘコむような経験をすることに

多くはなると思いますが、






実はそれって結構大事で、自分自身に

「いつか見ていろよ」とモチベーションを

アゲるためのバネになり、英語上達の原動力になるんです。






むしろ初海外生活の場合、ボコボコに

ヘコむのを覚悟すべきですね。







日本にいたら逆にそういう経験って

なかなかないハズです。






英語の上達は日本にいた方が伸びると

思いますが、実際に英語の必要性だとか





英語なしの生活ができない状況に身を置いて

みて、語学じゃない道具としての英語の

本当の意味がはじめてわかってくるんですよ。








恥をかいたり、自分に悔しい思いをして

近いうちに英語を身につけてやるんだ。 と、





これが英語を続ける原動力です。





 

英語が話せたときの醍醐味は、

全く日本に関心もなく、日本がどこに

あるのかも知らない人が、英語が話せることで

興味持つようになったりすることですよ。






もし初めて接する日本人が自分で

あるかも知れないし、その人にとっては

自分が日本の代表なわけです。








英語なんて話そうなんて考えもせず、

狭い行動範囲の日々の生活の中では

まず得られない体験じゃないですか?






そんなちょっとしたことでも、もう世の中の

見方が変わって来るんですよ。






地味な毎日の英語学習も近い将来

今まで感じたことのない未知の

感覚を味わうためです・・・・。

     


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