275: 「体験記憶」に流されない
体験記憶という言葉を聞いたことがありますか?







人間が記憶する上で、本などで見聞きして覚えた記憶より、

実際に自分自身が体験してきたことに

無意識に強く引っ張られて行動してしまうそうです。









つまり、


過去の成功体験、失敗体験が自身の行動の決定に

大きく関わって判断を下しまっているというのです。








それは当然、リスク回避のために過去の記憶と比べ

どうすべきかということによる行為で、







多くの人が当たり前におこなっていると思います。








しかし、その過去体験により斬新な考えや、

自分の経験に合わないことに対しては、






なかなか受け入れられず、柔軟な考えになれなく

なってしまっているのも事実なのです。







ある一時の成功が強く記憶に残り、同じプロセスを

辿れば同じ成功につながると信じ、







また、失敗体験によって、以前はダメだったから

どうせまたダメだろうと新たにチャレンジする気に

なれなくなるのも、








この「体験記憶」によるものなのです。










何が言いたいのかというと、英語を話すための

日々の学習は1週間や1ヶ月やそこらやったところで、

話せるようにわけもなく、









やっただけの結果が感じられるようになるのは、

半年、1年と長いスパンが必要なのが現状です。










ほとんどの人はそこまで待てずに、途中で止めてしまったり

いろんなことにあれこれ手を出して、やることがブレてしまって

結果につながらないわけです。








もう何度も言っていますが、TOEICや英検を

目標にテスト勉強をやってしまう多くの日本人は

典型的な過去の受験勉強型の成功体験に支配され、









その「体験記憶」によって判断し、行動してしまって

抜け出せないと言っていいと思います。








英会話の勉強なんて学校ではほとんど習わないのに

期末や受験勉強での英語のやり方しか

知らないわけです。







それで結果が伴って、みんな英語が話せるように

なっているかと言えば、そんな話は聞いたことがないですし、







現にあなたの身の回りで、英語が話せるように

なった人が増えているなんて聞いたことがないと思います。








これまでブレずに「3つの方法」を続けていても、

みんなと違うことをやり続けるって、不安になることも

あると思いますが、








いまやっていることは間違えありません。









それでもなかなか上達が実感できない人は、

義務的に取り組んでしまっていることはありませんか?








文法は何のために覚えるのか?






何のために声出しして音読し、

どこに意識して読み進めるのか?






取り組む意味を考えながらやっていますか?






形式的ではなく、内容的に思考を働かせながら

やってみてください。







英会話はテストの英語とは違い、知識量より

何度も反復練習することで身体にすり込みによってのみ、

無意識レベルに反応するまで繰り返しやることです。







アタリマエのことが、アタリマエに

英語を聞いて話せるようになるのです。







しかし、

その過程では意識的におこなった結果、

無意識の域に達するわけです。








テストの英語問題は引っ掛けるために作成され、

当たり前の知識がテストの問題になることはありません。








そんな難しい知識を今知っていたところで、

英語が話せるようにはならないわけです。






この違いがわかっていれば、まわりに惑わされることは

なくなると思います。








毎日、地味なルーティーンな学習ですが、

自分を信じて日々続けていってみて下さい。
 






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