252: 多くの人がサンクコストバイアスです。

 

以前「235:労力の分散」の記事の中で、

「エッセンシャルの思考」の書籍をご紹介しました。

 

 

その中で、人間の心理的要因の1つに
サンクコストバイアス」というのがあり、
それが行動を制限してしまうというのです。

 

 

 

サンクとは英語のsink の過去分詞形のsunkで、
船が沈没するの「沈没」とか、「埋没」するという意味で、

 

 

 

コストはそのまま「費用」という意味で、
直訳すると「埋没費用傾向」という意味です。

 

 

 

人は一旦、物事を始めると、なかなか見切りをつけられず
過去に費やしたお金や時間がもったいないからと
まったく成果があがっていなくても、やめられず続けてしまうということです。

 

 

 

”英語が話せるようになること” に絞ってみてみると
英語が話せるようになりたいのに、勉強していても

たいした効果がないという人は、

 

 

 

間違った英語の学習法を断ち切れず

惰性でやっている場合が多いんじゃないでしょうか。

 

 

「例の~するだけ教材」を高いお金を投資し続けて
来たから、今さら無意味ということを自分で否定できずに
続けたり、

 

 

 

また、TOEICのように一度決めたので
900点以上取るまでは絶対にやるんだみたいに
ムキになってやってやり続けたり、

 

 

 

本来、英語が話せるようになりたいと
思い始めた英語が、いつの間にか点数を取るのが
目的にすり替わってしまって、

 

 

 

何のための英語学習かがわからなくなったり
してしまっているわけです。

 

 

 

英会話スクールなんかも同様で、3年間も続けたからと
いう理由だけで、内容が伴っていなければその先続けても、

 

 

ただ続けただけの「継続の期間」と「結果」は必ずしもイコール
にはならないわけです。

 

 

 

これってある種、「断捨離」に近いですが、
うすうす気付いていても、現実に目を向けられず
損切りできないでいることで、

 

 

 

自分の将来の英語を話せるようになるという
目標を先延ばししてしまっているのです。

 

 

 

自分も英語を始めた当初、わけもわからずTOEICで
テストを受けることが、上達のバロメーターに
なるはずだと信じていましたが、

 

 

 

かなり早い段階でこれをやっていても
意味がないなと、気づくことができたのは
良かったと思っています。

 

 

 

他人と一緒がそもそもあまり好きじゃない
あまのじゃくな性格なので、

 

 

 

「これからは英語だ!英語だ!」とみんなとりあえず

英会話スクール行ったりしているわりに、

ロクに英語がしゃべれる人がいない状況を見ていて、

 

 

 

 

ひとがやっているから、それに追随したところで
意味ないだろうーなとわからないなりに感じていたので、

 

 

 

ある意味英語業界の犠牲者にならなかったのは
やはり判断は間違っていなかったと思っています。

 

 

 

 

英語学習が趣味というのなら、何も止めはしませんが、

英語が使えて話せるようになったその先を
夢見ているのなら、

 

 

過去の時間と投資したお金が無駄になるから
という理由だけで、続けるのは未来に向けて

 

 

無駄をタレ流しし続けることに
なると覚えておいた方が良いです。

 

 

 

ちなみに、「3つの方法」で英語をやっているのに
効果を実感しないという人は、

 

 

 

「とりあえずはやっていても、集中していない」か、
「取り組んでいる絶対的時間量が少なすぎる」か、
「その両方」ですので、そこは混同しないように・・・

 

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