最近、たまに目にするのが不安感を煽る
「ネイティブはそんな言い方しません」「学校英語は使えない」など、
これまでの英語学習を否定して、教材や書籍に誘導する
フレーズを目にします。
「学校英語は使えない」は以前から言われていましたが、
自分から言わせれば、そんな微妙な違いを指摘したところで
英語上達の根本的な改善にはなっていません。
確かに習っている英語で、ネイティブが使わないフレーズや
言い回しは少なからずあるのは事実です。
しかし、最初から完璧な英語をロクに英語が話せない
状態で厳密に指摘したところで、何の意味があるのでしょうか?
例えば、
What time is it now? (ホッタイモイジルナ なんて言ったりもしていますが・・・)
これなんか典型的にネイティブは使わないなんてよく
言われているのを見ます。
Do you have the time? とか
Do you know what time (it is)?
なんて言い方を実際にネイティブはしますが、
古かろうが、なんだろうが相手に通じればいいんじゃないのでしょうか?
初めから完璧なことなんて知る必要ないです。
外国人が日本語を習う場合もこんな同じです。
A:「こんにちは」
B:「ご機嫌いかがですか?」
A: 「私は元気です。Bさんはいかがですか?」
B: 「私も元気です」
みたいな、
いかにもってな感じの例文がテキストに載っています。
これだって、こんな日本語の会話聞いたことないですよね?
だけど、基本としてやっぱり知っていた方がいいから、
テキストに記載しているんです。
最初からカジュアルなくだけた日本語だけを
教えて、それが初対面やフォーマルな場の場合には
基本を知らないと使いこなせないし、何が良い日本語で
悪い日本語かの違いが理解出来ません。
「ネイティブが使わない英語」の場合であっても
相手が自分が何が言いたいのか理解できていれば十分です。
少なくともネイティブが使わない英語でも、
汚い英語ではないですし、不快に思うことは
ないはずです。
また、ぎこちない英語であっても流暢に英語が話せていない
のを聞いていれば、なおさら相手は自分の意図をくみ取って
言いたいこと理解してくれるはずです。
また、英語を話すといっても、ネイティブだけが英語を
話すわけではないので、むしろネイティブの会話言葉や
英語ネイティブ圏のスラング英語を織り混ぜて、
欧州でドイツ・フランス・スペイン人などに
話しても逆に理解されず、聞き返されてしまいます。
学校で習う英語は古臭いかも知れないけど、
初心者は英文法的におかしいと指摘されない英語を目指すべきです。
当然、文法的に正しければ、誰が聞いても理解できるし、
英語の文章書いても恥ずかしくない当然英語が書けるはずです。
その後、英語が上達しだんだんとわかってきた段階で、
修正していけば良いのであって、はじめから流暢さを目指すことはありません。
ネイティブはむしろ文法的に正しく英語を話していれば
きちんと勉強した英語を話しているなとわかって居ます。
初心者が間違っても、粋がって聞きかじりのスラング英語なんか
絶対使ってはいけません。
きちんと話せる人には、まともな人集まりますし、
しょうもない英語しか話せなければ、ロクな人しか集まりませんよ。
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