これまで英語を話せるようになるには、
3つの方法をマスターしないと、いつまでも上達しないと
書いてきました。
何でそんなこと言い切れるかと
いうことです。
もちろん、細かいこと言えば当然
いろいろありますが、
英語の勉強やってる割には、ぜんぜん
話せるようにならない・・・
っていう理由を突き止めると、
この3つのどれかに問題があったんです。Σ(・ω・ノ)ノ!
このうち、どれかひとつが得意でも、不得意でも
ダメなんです。
①英文法
②ボキャブラリー(単語、熟語、イディオム等)
③英文音読
の、この3つがバランス良く、ある一定のレベルに
達して、はじめて英語が話せるようになってくるんです。
家を建てる場合に例えると、
①英文法 (=知識) → 設計図・建築の知識
②ボキャブラリー(単語、熟語、イディオム等) (=語彙) → 材料・パーツ
③英文音読 (=リスニング・スピーキング)→ 大工・職人
になります。
設計図や建築の知識だけあっても、
材料やそれを組み立てる大工さんが
いなければ、家は建ちません。
(文法力だけでもダメ)
建築資材だけそろっていても、大工さんもおらず、
組み立て方の知識がなくてもダメ、
(単語、イディオム等だけ覚えてもダメ)
大工さんだけいても、資材や建築の知識が
無ければ当然これもダメです。
(リスニングやトークレッスンだけやってもダメ)
多くの人がやっている、とりあえず
”英会話スクール” や ”リスニング教材”
から英語を始めるというのは、
家の建て方も知らず、建築資材がそろっていないのに
釘の打ち方だけ を習っているようなのものです。
実際に家を建ててみろと言われたとき、
(実際にネイティブと話すとき)
単語を知らなければ、聞いてもわからないし
当然、知らないことはしゃべれないから言葉がでてこない・・・。
そして
文法を知らなければ、どう英文を組み立てるのかが、
わからないので、口ごもったり、うる覚えの感覚で
しゃべってしまうのです。
(3つ目の例のリスニングやトークレッスンだけやってもダメってことです。)
またTOEICメインの勉強をするとなると、
文法、語彙は必要、リスニングも必要、
だけどスピーキングはいらない。
しかも、文法は文法でも、文法問題を
解くための文法能力であって、
実際の英会話には役立ってこない。
と、かなりゆがんだ英語の勉強になってしまい、
英語に多く時間を費やして、点数も伸びているのに、
実際に英語の会話では使えないという、皮肉にも
意図していない現実とのギャップが大きくなって、
自分で何で英語がしゃべれないのかが
わからなくなり、そのままズルズルと的外れなことを
やりつづけてしまっているんじゃないでしょうか。
変にムズカシい、テストで間違いを誘うような
英語の知識はいりません。
まずはじめは中学レベルの範囲で十分です。
そのかわり完璧さが必要なんです。
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